Archive for the ‘CARBODIES FL2S 1987’ Category

火曜日, 3月 25th, 2014

FL2S型(シャーシ番号FL2SDREX65***)の要目

メーカー:ロンドンタクシーインターナショナル (カーボディーズ)
車検証上の車名、型式ともに不明
・寸法、重量、定員
全長458㎝、全幅174㎝、全高177㎝
車両重量 1610kg 総重量1995kg
定員 7人

・エンジン
ランドローバー21J ディーゼル
総排気量2495cc、最大トルク15.6kgf・m@1800rpm、最大出力44kW(69HP)@4000rpm、最高回転数4400rpm

・トランスミッション
ボルグワーナー・オーストラリア・モデル40、3速AT
ギヤ比 2.39,1.48,1.00,2.05(後進)
駆動形式 FR
ディファレンシャル減速比3.91

・タイヤ
5.5-16または175R16C
空気圧 前2.6kgf/sq.cm 後2.4kgf/sq.cm

・懸架装置
前軸
ダブルウィッシュボーン、コイルスプリング、「アームストロング」レバー式ダンパー
後軸
リーフリジッド、半楕円リーフ枚数10枚、「アームストロング」レバー式ダンパー、3/4浮動型車軸

・制動装置
前輪ツーリーディング、後輪リーディングトレーリング
油圧式、真空倍力装置付

・操舵装置
Gemmer製 型番不詳(ランドローバーと同じもの?)
カム式、油圧パワーアシスト付き

最小回転半径 3.8m以下
[参考:ロンドン市による旋回直径の規制はcurb-to-curb(最外輪外面)旋回直径25ft(7.6m)以下、wall-to-wall(車体最外側)旋回直径28ft(8.5m)以下]

・最高速度
110km/h程度?

装備
パワーステアリング
エアコン
車速感応自動ドアロック(後ドアのみ)
助手席折り畳み座席
ベロア(モケット)内張り
アルミ製ホイールカバー(Hipwell Arden)
ワイパー
ウインドウウォッシャー
タクシーメーター用電源取出口

FL2S

FL2S

火曜日, 12月 31st, 2013
しめ飾り

しめ飾り

今年も車にはしめ飾りを。去年のが牛の鼻輪みたいだったので、今年は小さめのをグリルの左上につけておきました。

金曜日, 6月 14th, 2013

なんか変

なんか変


6番!仕事しろ!

6番!仕事しろ!


昼寝は終わりだ

昼寝は終わりだ


買った時から軽くカタカタ言ってたのですが、アイドリングはでチッチキタンタン走っているとズダダダダダと恥かしいくらいに音が大きくて気になってきたのでヘッドカバー開けてみたら面白い(恐ろしい?)ことになっていました。
蓋をあけてざっとロッカーアームを見ると、6番(吸気)のプッシュロッドがなんかずれていました。ロッカーアーム揺すってみたら隙間があって。ガタガタすぎて何かの拍子にバルブの足先にかぶせてあるはずのキャップが転がり落ちてシリンダーヘッドの上で昼寝している状態。調整ネジも他よりも一山二山ロッカーアームのてっぺんからつきだしていました。どうもこの状態でずっと動いていたようなのですが、周囲に金属片は見当たらず、関係各部なめらかで傷みはなさそうだったので冷えた状態ながら適正付近に調整して様子見します。ラジエーターフレームの位置の都合でクランクプーリーボルトの41㎜頭を回せる工具が入らず、仮に入っても回すのはかなり重そうなので、グロー抜いて高圧配管のナットもゆるめて手回しの邪魔を減らして回しました。
調整ネジのロックナットはがっちり締まっていたので、緩んでずれたとは考えにくく、キャップを楽にはめ込めるくらい隙間が空いていたので、プッシュロッドがタペットスライドの定位置からずれて通常より数mm飛び出している状態で調整されていたのかもしれません。

納車整備の時にはヘッドカバーのオイル漏れは直してもらいましたが、バルブの調整までは頼んでいなかったので、もしかすると長いこと調整ずれたままだったのかもしれません。普段あまり吹かさずに走ってもう6000㎞そのうち高速300㎞急坂百km程度は走らせているので、完全な状態に比べてエンジンの傷みが進んでる可能性がありますが、向こう何年乗っているうちにエンジンの分解の一度や二度はあることなので、その時期が年単位で早まるかどうかの違いです。

コルクのヘッドカバーガスケットは外すときに7、8cmほどちぎれてしまいました。ランドローバーなので入手は難しくないし一枚高々数百円なので切れてなくても新品を準備すべきですが、赤い液体ガスケットがどれだけ使えるのか試すべく3回塗り重ねた後3㎜位のビードで一回盛り上げて、一晩おいて3回2㎜位のビードで盛り上げて数時間乾かしていい感じになってきたところで取り付けました。盛り上げた所からオイルが滲んでこないので上出来です。

エンジン掛けたら別のエンジンかと思うくらい静かになりましたが、すぐ慣れてしまったせいかまたうるさく感じるようになったのが悲しい所です。もともとそれなりにうるさいのが調子ずれてもっとうるさくなっていただけなので仕方ないですが。ズダダダ言わなくなっただけだけでなく力が出るようになったので少し快適にはなりました。黒煙もこもこ噴出して40km/h出るかどうかだった坂道で50km/h弱でるようになったので山道でオーバーヒートしかけることも少なくなるでしょう。

後日温めてから再調整しました。タンタン音の中にエンジンの回転音とチッチキ音がしていたのがエンジンの回転音の中にカチカチ音になったので、良しとします。

金曜日, 6月 14th, 2013
プラグ

外れたプラグ

説明書では3ヶ月に一回のスケジュールでバルブクリアランスを確認することとあったので、たまには見ておいた方がいいようです。ちょっとエンジン音気になるので確認の準備を5月の終わりに始めていました。
クランクシャフトを回すのに圧縮が抜けると捗るのでグロープラグを外してしまいます。ということで2日かけて抜いたはいいんですが、これを見てプラグが折れたかと思ったら4つとも一緒で同じだけ先っぽすすけているし、駄目っぽい奴でも駄目なりに導通があるので、これで正常なのでしょう。写真の上のプラグ(1番)と下のプラグ(3番)で形が微妙に違っていますが、これ3番4番のは軸にかしめてあった真鍮のスリーブがシリンダーヘッドに残ってしまいました。スリーブの肉厚からすると、逆に固まった煤をクッションにしてヘッドに軽くかしめられた状態になっていることでしょう。数回の着脱でちぎれてしまったり、再挿入時にプラグの先端がスリーブ内部をひどく削ることはないと判断してそのままにしています。
このプラグ、ランドローバー用のではあるのですが、元ネタの2.5NAディーゼルとは違う制御回路のようなので、番号違いの専用品が必要です。

日曜日, 1月 6th, 2013


遅ればせながら新年おめでとうございます。自動車買ったら一度やってみたかったしめ飾り、ロンタク独特のラジエーターグリルにピッタリでした。牛の鼻輪。
普段は夜間ゴキブリのように市内を走っていて目立ちませんが、日中大通りの交差点で信号待ちの先頭になってしまうと目立ちすぎて恥ずかしいくらいです。

近年の車は取り付けにくいせいか、車のありがたみが薄れたせいか、ある種のエコなのか、車内に飾ればいいのか、今時ラジエーターグリルにしめ飾りする人
は少ないようで、付けている人が他に付けている車の目撃報告したりしてるみたいです。1/2に鹿児島に戻る道中すれ違ったのは西鉄バスの国旗以外は福岡市内で1台で、他は今日の昼に鹿児島市内走っていた時に見かけた、ルームミラーあたりから10㎝位のしめ飾り下げてた風の1台くらいでした。
昔ときどき見かけた覚えがありますが、親はしていなかったような気がします。

土曜日, 10月 6th, 2012

ざっとひと月半で1000㎞乗ってみて、ブレーキマスターシリンダーが漏りだしたので、新品に換えてもらいました。
ついでにブレーキ回りの部品新替えしたので部品が400GBP=約6万円工賃6万合わせて12万円…東京旅行2回分?
予算と納期の都合から車検通る状態までの修理と床のじゅうたんの新調までが納車前整備の内容で、あとは現状なのでいくつか手入れがいる所は残ってます。
はたらくレストアなので、別にいいのです。 (さらに…)

土曜日, 8月 18th, 2012

ロンタク

ロンタク


「働く車」、ようやく出来上がって8/11に取りに行きました。LTI(カーボディーズ)・FL2S、よくロンドンタクシーと呼ばれている車の一型式です。
原型のタクシー(ブラックキャブ)車FX4の各型が良く知られていますが、ハイヤーやリムジン用に小変更されてFL2という型式でも売られていました。
FX4(FL2)は1958年のデビューから1997年の生産終了までの間に数回エンジンが変更されていて、FX4S(FL2S)型は1985年から1987年まで生産されていた、ランドローバー製2.5Lディーゼルエンジン搭載車です。 (さらに…)

月曜日, 7月 30th, 2012

エゾマツのベースフレームにシナベニヤを使おうとしたら手持ちがなくて、ホームセンターに買いだしついでに車屋さんに立ち寄ってびっくり。今日か来週かと事あるごとに書いてたけど、急ぎではないと告げていたので、外装にかなり手を入れてくださったようで、廃墟寸前の洋館の雰囲気だった車がピカピカになってガレージに収まっていました。最後にカーペットの取り付けと外装の最終仕上げに1手間あるようで。
しばらく前に整備士さんから「黒いのが店の近くを走るのを見かけた」と聞いていたので暇暇探していたら、金曜日の夕方国道225号でバス待ち中に遭遇しました。

土曜日, 7月 21st, 2012

車は来週くらいに仕上がるっっぽいです。

いっぱいしたいことはあるけど、なかなか大変なので、臨時収入の半分を車の修理費にとって残りで小人さん?に来てもらうことにしました。
自作するより買った方が安い、私物なら職場に持ち込んで仕事にもつかえる(逆は、まずい)、複合旋盤を改造するという手もありましたが、モーター固定する場所がないし、横送り台のバックラッシが大きくて小人さんが癇癪おこしそうだし、調整だなんだで結局同じだけお金かかってしまいます。CADつかうのにテヌシーでもばかばかしい。高速軽切削ですが軽金属を加工できるようなので、3次元プリンターのヘッドや、レーザーを載せる分には問題ない(逆は無理)。
ミニチュア買わない分で、道具を買います。

火曜日, 7月 3rd, 2012

車検証

車検証


仕上で少し時間いるようなので、構内への乗り入れの申請のために車検証だけ先にファックスしてもらいました。
この内容で、ぴんと来る方もいると思います。

火曜日, 6月 19th, 2012

モーター来ても、制御盤の大きさがSDカード3枚重ね位の大きさだから、電子部品入るかどうか。
厚みは少し増やせますが電波は無理なので赤外線にします。受光器はチップタイプを調達済みです。
送信機はエゾマツのに赤外線LED付けてそのまま使えばいいでしょう。クライミング装置の巻き上げ
モーターは、リモコンで動かす必要はありません。

車の方は、7月納車予定だそうで。走らせてる間にちょこちょこ不具合でてくるでしょう。

日曜日, 6月 10th, 2012

だいぶ前に「クレーン」の模型だけの集まりやってみたいなどととツイートしたんですが、やるとしたらこんなかんじかな:
・安価かつたやすく作品持ち寄れるように、公民館や、小中学校体育館等を借りて、隔年以上の頻度で地方
・主要都市巡回。駐車場を考えると公共施設がベスト。
・国内法で「クレーン」「デリック」「移動式クレーン」「揚貨装置」に分類される機械の模型であること。クレーン車、浮きクレーン、クライミングクレーン、ジブクレーン、橋形クレーン、コンテナクレーン、スチフレッグデリック他
・市販ミニチュアの改造から、フリースタイル、特注機まで、持ち主のこだわりと手が入っていること。
・展示の補助としてクレーン以外の物を数点並べてよい。
+実機
アイデア程度ですが。

…8月くらいに長野でミニチュア建機の集まりがあると小耳にはさみましたが。8月は、たぶん出張…
古いトラッククレーンでも買っていれば、乗って行ったりするといいのでしょうけど、買った車は「働く車」ですが作業車ではありません。
かなりアレな車なので、具体的な車種は仕上がってからのお楽しみということで。