Archive for the ‘デッキクレーン(工作艦 明石)’ Category

日曜日, 5月 11th, 2014

ブーム

ブーム


別方向

別方向


ローピング

ローピング

写真を見た限りではブームはどうやらこんな感じで下(腹)側の部材が太くて圧縮力を主に受け持ち、上(背)側は首が折れないように引きとめるのが大きな役目のようです。後日別方向からのスケッチかいてみました。市販模型の部品ではブームの4面ともトラスになっているみたいですが、写真見た限りだと背側は横材だけで斜材は入っていない風です。背側の主材に大きな圧縮力はかからないっぽいので、力学的に問題はないはずだけど、何かが足りないように見える人もいるかもしれません。
ローピングも適当に決めておきます。とりあえず起伏8本掛けとして、中央に巻き上げを通すようにしてみました。ドラムがかなりの幅広なので偏角がかなり大きいのがきになります。さばき装置があったのか、複索だったのか、大型のタワークレーンのように荷重検出のためにガントリーの後ろにロープの折り返しがあったかどうかは不明です。写真から後ろ側ウインチの直径90cm幅2m弱ある感じなので、20mmロープ使用だと250mは巻ける計算で、フック6本掛けなら40m程の揚程があって、型深さ約14m+船室の高さから最小半径でも船底までフックが届く計算です。起伏は26mmぜんごでも100mもいらないのでドラムの幅は小さくて良さそうです。
調べ物のほうを先にして、多数の資料から一番もっともらしいものにするのが理想ですが。