だいぶ前の話ですが行きつけのホームセンターにアルミ用フラックス買い行ったら、なぜか旧版が一個出てきてたんで、確保しておきました。
この数日前にアルミロウの在庫尋ねたせいかもしれない?このタイプのフラックスは粉末状のがチャック袋に入れてあって、
シールテープ巻いたクリーム容器に無理やり押し込んでありました。パッケージは赤の新しいのですが、
経年在庫で吸湿して、水分と一部の成分は台紙全体にしみ込んでいました。
新しいのは少し融点上がったのか融ければ適温って感じなのはいいんですが、水分多いせいでいらないところまで広がるし、
途中で足すと飛び散るのであんまり好きじゃないのです。本職用のやつを自分でこねて使いたいところです。

作業は強力な火力と薬剤使うのでたぶん同じ形状を真鍮と鉛錫はんだでやるのの何倍かコストかかってます。

バーナーの専用ガス250gが一本250円。エネルギー量は熱出力2kWのバーナーが1時間ちょっと使える位だから2.5kWhくらい。
実際にアルミに伝わってる熱は半分?。一方で2.5kWh分の電気は100円しない。200Wの電気鏝なら同じエネルギー量で
12時間以上使える計算。真鍮はんだ付けだと70㎜角のブーム数本できるでしょう。

蝋が市販品1パッケージ直径2㎜1.5m分で700円。フラックスは現行品10g1000円で数パッケージ持てばいい。
アルミ用半田は新富士は直径3㎜0.6m分で1600円。フラックスは1000円。
アルミ半田は高いけどロウ付け失敗して少し熔かしちゃった時のリカバーにも重宝します。
鉛半田は700円出せば直径2㎜を5mは買える。鉛フリーは価格1.5倍?フラックスは数百円でたくさんくっつく

ちなみにアルミは表面磨けば鉛フリー半田でとりあえずくっつきます。磨いたところをよく加熱しながら半田載せると、最初はじかれている半田がある
拍子になじみ始めます。いったんなじみだしたらこっちのもので、先端とがったもので塗り広げていくと徐々に周囲となじんできます。
使ったことないけど「アルミット」の低温品のような250度で使うのが、そんな感じかも。
接合部双方とも必要なところに必要なだけ半田めっきすれば、あとは鉄板ほどではないが普通にくっつきそうです。
冷えかけて粘りだす直前の半田をへらで広げると、粘着っぽくなって薄く延びてくっつきます。そのまま溶かすと広がったままですが、
加熱しすぎて流動性が上るととはじかれます。大きな強度は期待できませんが、そこそこくっついているので穴埋め程度には使えそうです。

Leave a Reply