水張って切削

水張って切削


アクリル部品も削ります。エンドミルの手持ちがなく、超硬ルーターバーで切削します。ルーターバーの横刃はエンドミルのような螺旋状の刃ではなく、ヤスリ状の刃がついているので、粉末状の切粉がたまります。板の上に油乗せて削ってもとけてぐちゃぐちゃになったので、バットに水を張った中でアクリルを削る作戦です。
切粉の排出を助けつつ冷却するため、薄手のステンレスバットを両面テープでテーブルに貼って、バットの底にアクリル板を両面テープで貼り付けて挑戦です。
写真の状態では水がよくいきわたらない個所がありちょっとまずかったです。小穴の加工中にうまく熱が逃げず、溶けたアクリルがスピンドルが下がるにつれて下へ押し出されてしまい、板が浮いてはがれてしまいました。やり直しは小穴の深さはドリルの位置決めくらいの深さに設定変えて、板はよく油気拭いてべたべたに両面テープで貼って、ひたひたに張った水が板全体を覆うように洗剤一滴たらして、うまくいきました。写真は撮り忘れてました。片づけ面倒ですが埃が飛ばず、刃が小さいルーターバーでは水しぶきも上がらずなかなかいい感じです。今回発生しなかったけど水面の共振には気を付けた方がよさそうです。
固定に使用した両面テープ「ナイスタック」は紙ベースですが、貼り付けたものは水に入れても簡単には剥がれないので、短時間水中に入れる装置の仮止めに使うことがあります。大きな力がかかるような部分の固定にはリスクがありますが。水溶性切削剤とか、油の中には入れてみたことないのですが、粘着剤が溶け出さない油種で短時間なら使用可能?

水に入れるなら異種金属接触部や充電部分の電蝕に考慮が要りますが、スピンドルのモーターを誘導モーターやブラシレスモーターに換え、リミットスイッチをホトインタラプターを使った光学式にすれば、原理的には機械全体水中に入れても大丈夫です。

補足:アクリルは長時間水中に入れると吸水して膨らむので、高い精度がいる物には向きません。

Leave a Reply