その7(2003/05/08-05/24)


それほど遠くないのになかなか行けなかったモデルトラックファクトリー(MTF)さんを訪問しました。
そしてKibri買っってしまいました。No10962のLiebherr LTL1160です。今まで幾つかプラモデルやったことありますが、舶来物(表現古!)は初めてです。

MTFさんはJR二日市駅から徒歩で10分くらいの場所、九州自動車道脇の倉庫の奥にありました。 最初道を間違えてとんでもない方へ行ってしまったので着いたときにはもう18時になっていましたが、白や黄色のスケールモデルの箱やカラフルなKibri箱が棚に沢山積んである店内で、スケールモデル眺めたり、ちょこちょこクレーン話をしたあと、Kibriを買おうと思っていたので幾つか助言していただいたあと、LTL1160に興味があったので中を見せていただいてびっくり。

帰宅してから…

JCL-015
これです。

思ったより箱が大きくてびっくり、約25cm四方あります。LTL1160は山で働くクレーン車の様です。



パカッと箱を開けるとこんな感じです。

パーツが無造作につめられていますが、こんがらがってはいませんでした。

部品部品
他に重しのベアリング玉やロープ用の糸、デカールがついています。

部品の数が合わないときがあると聞いたので、員数確認のため広げてみました。説明書と見比べて特に欠品は無いようです。かなりの部品が一体成形になっています。しかも細いものや薄い物が多いです。
国産のプラモデルに多い、周囲を囲むランナーが無いのが新鮮でした。


ちょっとびっくり

この部品、一体成形です。1/700の軍艦プラモ等、昔やったことありますがこんなの見たのは初めてです。
(2003/05/08)


JCLのマストが一本形になってきました。いっしょにキブリ組み始めました。

全体
こんな感じです

本体
見にくいですがタワーの上端は本体の上に突き出ます。タワーに本体を固定する「爪」の部分は準備中です。



基礎の部分。

タワーの円筒の右側にガイド用の突起がついています。
ベースのX字部分は実物と少し違う様なので後で修正します。

Kibriも組み始めました。

タイヤ
1個だけタイヤの内周が少しいびつになっていたので斜めリーマーでぐりぐりっと修正。

台車
接着剤無しで組上げて台車がほぼ出来ました。運転室の窓の部品は傷を取っているのでまだはめていません。


旋回体を組む時点で少し失敗。

部品
ピンを挿した後気づいたのですがシリンダーが傾いていました。

灰色のピンがぎちぎちのをはめてしまって抜けないのでドリルで掘り取ってしまうしかなさそうです(汗)。
(2003/05/09)アップ前に寝てしまった…


キブリ組んでいます。

部品
運転室とフックと伸びてる方のブーム

小さくて見にくいですが窓枠に簡単に色差してみました。
3-6段目のブームが差換えなのは別にいいんですが各段の太さの変化が少い気がします。箱の写真からするともっと急激に細くなっていそうで。ここはそのうち全段伸縮できる様にしようかなァと…

脚
脚の部分

これでフロートが外れないためにはフロート中央のはめこみ穴が逆テーパーになってる必要があると思いますがどうやってるんでしょう…



台車
あれれ???

取り替え式の脚ですが後ろ脚(写真右)は張り出し状態の長い方、前脚(写真左)は格納状態用の短い方を張り出し位置まで引き出したの。前脚はこの状態でもしっかりしています。こうなるって事は短いのを改造すれば取替え不要って訳で…

前脚が片方出てないのは気にしないでください。旋回体が写った写真が無いのはたんに写し忘れてただけです。
(2003/05/10)


東区に来ているAC-650Jが明日(12日)には帰るそうです。

部品
旋回体と台車をつなぐネジはなぜか木ネジがはいっていました。

ホームセンター行くのが面倒だったので、丁度いい太さのランナーから4mmのネジを作りました。下のほう少ししくじったので山が潰れかかっています。ナットもプラスチックにすれば起伏シリンダーの下だけ金属ナットが目立つことにならなくて良かったかもしれません。

糸
二本撚りの糸になりますが

最初、キットについている糸をドラムに巻いたのですがカタン糸のようでちょっと毛羽が目立ったのでJCL-015用に準備していた暗灰色の50番ナイロン糸「フジックス・レジロン」で巻き直しました。


糸
ドリルでまわしたいけど…これって巻きすぎ?

どうやって糸巻くのかと思ったら糸巻き専用のレンチでギチギチやって行くんですね。新しい糸を幾ら巻いたか分からないので適当な所でやめました。でもこういう六角のってドリルで回してみたくなりませんか?


ドラム
巻いてるところ

最初付属の糸巻いているときに写したのですが、軽く引っ張りながら糸を巻かないと乱巻きになるので、糸を指に挟み、ブームトップのシーブで糸を折り返す様にして巻いていきました。


全体
形だけ出来ました

運転室回り以外はまだ素組のままです。各部のカラーアップとデカールはこれからです。吊荷は空圧機器用のマイクロカプラーと余り部品のLTM1160用カウンターウェイトです。アウトリガーは短い方を引き出しているので下に分厚い枕木を置いています。


(2003/05/11)



ミラー
銀塗りました。

ミラーの部分と油圧シリンダーと排気管に銀を塗りました。銀ペンは乾きが遅いので、乾かす間JCLのアウターマストの細かい部分を作りました。



アウターマスト

見にくいですが、右側の輪っかはクライミング時にチェーンブロックをかける部分で、クライミング中の墜落を防ぐ安全装置も兼ねています。実機では大きな圧縮ばねがついていて、クライミング中はクレーンの重みで圧縮されていて、万一フックが外れた時はばねが伸びて非常用の固定装置を作動させる仕組になっているようです。


固定装置
いきなり大方完成

アウターマスト上部の本体をマストに固定する部分です。微妙に形が違っている様ですが3つある固定用の「爪」が開いた状態にしています。見やすくするためにマストを押し込んでいます。


固定装置
爪が閉じた状態

普段はこの様になっていて、マストのてっぺん近くで旋回体をぶら下げる格好になります。


(2003/05/17)


JCLあとチョイかな

ウィンチ台
ウインチが載る台の部分です

上が起伏用、下が巻上げ用になります。



ウインチ
とりあえず前作っておいたのを乗せてみました。




ほぼ出来あがりになってきたのでロープを全部通してみることにしました。

本体

左右の点検台をつけると部品がつけにくいので外したままです。


組立
隣の部屋の照明が反射して見にくいですが

ウインチをつけ、ジブもつきました。


全体
クリックすると大きめの画像が出ます。(約30kB)

ブライドルのシーブが半分隠れた形で糸通しに時間かかったのに、間違ってひっくり返したので糸が外れて直すのが大変でしたがどうにかなりました。ジブの傾きと捩れは時間を見つけて直していきます。
別方向から(約30kB)

(2003/05/18)


部品
付けるの忘れていた旋回モーターの部分

紙を巻いただけでディテールはまだです。



全体
画像をクリックすると大きな画像が出ます。

ばらして広げるとこうなります。左上から時計回りにブライドル、フック、本体、制御盤ケース(四角い物)、基礎、仮のタワー、点検台2つ、A-フレーム、先端、中間、根元各ジブです。
タワーはアウターマストや脚の取りつけ冶具として作ったもので実際に使う物は少なくても最大自立高さ約14m用に5本作ります。

(2003/05/24)




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